社会と情報 後期① 情報社会の課題を見つける

先生
先生

後期のスタートです。よろしくお願いします。

ゆきちゃん
ゆきちゃん

まず、タイピングやりましょう。DTの左下のウインドウズマーク→クリック→M項目→ミカタイプ。ポジション練習やローマ字単語練習をやってみましょう。

ゆみちゃん
ゆみちゃん

今日は情報セキュリティ著作権について学びます。教科書はP42~P61となります。

3章 情報社会の課題を見つける

1節 情報化の影響と課題

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情報化の影響と課題

 1 表現活動の多様化

 コンピュータグラフィックス(CG)  バーチャルリアリティ(VR)

 2 市民からの情報発信

 2013年4月 改正公職選挙法 インターネット上で選挙活動を行うことが可能となる

情報社会の影

 1 迷惑メール

 スパムメール…勧誘目的に無差別  チェーンメール…多数の人に、同じ文面を連鎖的に

 対応  無視する  プロバイダに報告  迷惑メールと処理  ※返信メール送らない  

 

 2 コンピュータウイルス

 メール バックアップ  データ 破壊 改ざん

 3 ネットワーク詐欺

 フィッシング…不正入手  ワンクリック詐欺…多額の請求   架空請求…利用してない

 4 被害に遭わないために

 犯罪の手法 先生や保護者や専門機関に相談

 

 →動画 フィッシング詐欺(4分)

情報セキュリティ

 1 パスワードの設定

 ユーザID パスワード 生体認証(指紋 顔 静脈)

 2 パスワードの作り方  

  ①大文字、小文字、記号などを混ぜて複雑にする  

  ②推測されやすものは使わない(生年月日や氏名など)

  ③別の場所で同じパスワードはできるだけ使わない 長期間使用しない 

  ④メモしない メモしたら、厳重管理

 3 組織として安全を守る

 情報セキュリティポリシー

情報モラル

 1 情報モラルとは

 情報社会で適正な活動を行なうための基になる考え方

 2 相手を考えたコミュニケーション

 相手との距離感

 3 加害者にならないために

 不特定多数の人の目に触れる

 4 炎上とネットいじめ

 誹謗中傷 プライバシー侵害

 5 見知らぬ人との出会い

 6 ネット依存   日常生活に支障をきたす  節度をもった利用

 

2節 法律と個人の責任

情報社会と著作権

 1 著作権とは

 著作権法   著作物を利用するには許諾が必要 ※一部例外あり

 著作物  思想または感情を創作的に表現したもの

 保護期間  権利は自動発生で届け出なし、著作者の死後70年間は保護される

 ※罰則  著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作人格権、実演家隣接権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金となっている

 2 著作権の主旨

 知的財産権とは  → 産業財産権 著作権

 著作者人格権  著作を人格の表現として保護するための権利

 著作権財産権  著作を財産として考える権利

 産業財産権とは4つある

  特許権 …   発明

  実用新案権 … 便利な工夫

  意匠権 …   デザイン

  商標権 …   マーク ブランド マスコット キャラクター

 3 著作権法に触れる行為の例  

 4 ライセンス

 5 引用(許諾なしでも利用できる例外的な場合) ※著名な作家 例えば 夏目漱石の「坊ちゃん」の一文を使いたいとか

 引用時の注意  

必然性→その文章をいれる必然性があるか。 

区別→自分の文章と引用した文章が混在してないか。区別できるか。

サブ→あくまでも自分が作った文章が主であり、引用した文章は従であるか。

出典の明記→作者名と著書名をきちんと記述してるか。

 6 著作権は大切なルール

 →動画 著作権クイズ(13分)

個人情報の保護

 1 個人情報とは   個人が特定できる情報  氏名 住所 電話番号 メールアドレス

 2 自分の個人情報の書き込み SNS

 3 個人が特定される仕組み  ジオタグ

 4 入力した個人情報の漏洩  

 5 他人の個人情報の暴露  パブリシティ権 

 6 消えない個人情報

 7 気づかないうちに個人情報が流出  ウイルス

 → 動画 パブリシティ権(5分)

配布プリント

→配布プリント(QRコードつき)

※後期第1回報告課題【3】(3)①についての説明

→後期第1回報告課題

以下の問いに対して著作権に抵触する×か合法〇か。答えよ

【3】(3)①近くの公民館で、不特定多数の人にレンタルビデオを上映した。入場料は無料であった。

問題作成当初は、上記内容は、著作権に抵触するということで、×を答えとしていた。

しかし、よくよく調べたところ、合法〇とするケースも考えられるという結論になった。

(合法〇とする根拠)

著作権法第38条の営利を目的とせず、観客から料金をとらない場合はビデオを上映することができる。という例外規定が適用されて、〇とする見解もあり得る。

(抵触する×とする根拠)

レンタルビデオが、映画のビデオの場合は、頒布権(映画の著作権特有の権利:そのビデオを鑑賞できる対象の範囲)の関係で、×となる場合もある。理由はレンタルビデオとは通常、家庭内で家族で楽しむためのものであり、その範囲を超えて上映することは著作権に抵触する。上映会用のレンタルビデオならば、著作権に抵触しない、合法〇である。

以上のことより、このレポートでは〇でも×でも可としています。問題文にあいまいな表現がありました。申し訳ありませんでした。仮に試験に出題する場合はあいまいな表現のないようにして出題する予定です。

先生
先生

これで今日は終了です。出席票を提出して退出してください。

ゆみちゃん
ゆみちゃん

後期第1回目課題レポート提出締め切りは10月14日(金)です。よろしくお願いします。

コメント

  1. きつやまじろう より:

    お知らせに後期試験の受験票について掲載しています。ご確認ください。

  2. とんたろう より:

    著作権の罰則について追加しました。さらに、引用についての説明を追加しました。